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始める前に考える3つの質問(目的・時間・リスク)

はじめに

こんにちは、水先ナビィです。
「Vtuberをやってみたい」と思ったとき、多くの人は真っ先にモデルや機材のことを調べます。ですが、もっと手前で立ち止まって考えてほしいことがあります。それが「始める前に考える3つの質問」です。
この3つの質問に向き合うことで、自分に合った進め方が見え、途中で迷子になるリスクを減らすことができます。


質問1:なぜVtuberをやりたいのか(目的)

趣味として

もっとも多いのが趣味としての活動です。ゲームをしながら誰かと話したい、歌を聴いてもらいたい、雑談を楽しみたい。純粋に「やってみたい」という動機は大きな力になります。趣味としての活動は無理なく長く続けられるのが強みです。
ただし、趣味だけで「伸びたい」「収益化したい」と強く望むとギャップが生まれます。目的を趣味に置くなら、数字はおまけくらいの感覚でいる方が健全です。

副業として

収益を得たいと考える人も増えています。副業として活動するなら、配信プラットフォームの収益化条件や、メンバーシップ・スパチャなどの仕組みを理解しておくことが欠かせません。
ただし副業である以上、本業とのバランスが最優先です。時間の確保と収支の管理がカギになります。

専業として

専業を目指す場合、求められるものは一気に増えます。モデルへの投資、配信の安定性、SNS運用、グッズや案件など幅広い収益源。数字が安定するまでは生活費をどう確保するかも現実的な課題です。専業は夢がありますが、準備なしに飛び込むと大きなリスクを背負うことになります。

ナビィの小話

「まずは趣味のつもりだったけど、活動しているうちに収益化できるようになった」という人は多いです。最初から専業を目指すのではなく、趣味から副業、そして専業へと段階を踏む方が無理がありません。


質問2:どれくらいの時間をかけられるのか(時間)

学業や仕事との両立

学生や社会人が活動する場合、必ず両立の問題が出てきます。「週に何時間配信できるか」「準備や編集にどのくらいかけられるか」を具体的に考える必要があります。
理想は週に1〜2回、同じ時間に配信するリズムを作ること。無理のない範囲で継続する方が長く続けられます。

続けるためのリズム

毎日配信する人もいますが、初心者が無理に真似すると燃え尽きやすいです。週末の昼に固定する、平日の夜に短時間に絞るなど、自分の生活に合ったリズムを最初に決めてしまう方が安全です。

ナビィの小話

ある方は「毎日やらないと伸びない」と思い、1か月間ほぼ毎日配信をしました。ところが疲労で体調を崩し、長期休止に。逆に週1回を大切に続けた人は、リスナーに「この曜日は必ず会える」と思われて固定ファンがつきました。続けるリズムを作ることは、伸びるための条件なのです。


質問3:自分はどんなリスクを受け入れられるか(リスク)

ここでいうリスクとは「活動中に起こり得る問題」のことです。リスクをゼロにすることはできません。大切なのは「自分はどのリスクをどの程度まで受け入れられるか」を知っておくことです。

金銭的リスク

モデルや機材にかかる費用は決して安くはありません。数万円で済むこともあれば、数十万円以上かける人もいます。「どこまでなら自己投資として出せるか」をあらかじめ決めておくことが大切です。

時間的リスク

配信や準備に時間を割きすぎると、学業や仕事、生活に影響します。最初に「週何時間まで」と線を引いておかないと、日常生活が崩れる危険があります。

安全リスク

匿名で活動していても、通知や画面共有の不注意、発言の積み重ねから身元が特定されるケースは珍しくありません。情報管理を徹底できるかどうかが鍵になります。

精神的リスク

アンチや批判、数字の伸び悩み。精神的に落ち込む要因は必ず出てきます。耐えられないと感じる人も多いですが、あらかじめ「そういうことは起こる」と覚悟しておくだけでも違います。

ナビィの小話

ある新人さんは、アンチコメントを見て配信をやめようとしました。でも仲間に相談し、「そういうものだ」と受け止められるようになったことで再開できました。リスクは避けられませんが、どう受け止めるかは工夫できます。


自分に問いかけてみよう

「目的は何か」
「どれくらい時間を使えるか」
「どんなリスクを受け入れられるか」

この3つに答えられると、航路の地図が描けます。曖昧なまま進むと途中で迷い、挫折につながります。

もし自分だけで答えを出せないときは、経験者や専門家に相談するのも方法です。EvoRevolutionHubのように活動の設計を支援してくれる存在を頼れば、自分の苦手や不安を補いながら始められます。


終わりに

Vtuberを始める前に、モデルや機材の前に考えてほしいのは、この3つの質問です。
目的を決め、時間を把握し、リスクを理解する。これだけで活動は安定しやすくなります。

航海に出る前に羅針盤を持つように、この質問を胸に刻んでください。

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