はじめに
こんにちは、水先ナビィです。
Vtuber活動を始めるにあたって、意外と悩まれるのが「名前」と「タグ」です。
名前は活動の看板であり、タグは航路を示す旗印です。どちらも一度決めると長く使うものですから、後から「失敗した」と思わないように設計しておきましょう。
ここでは、名前とタグを決める具体的な手順と、覚えやすいブランドに育てる工夫を整理していきます。
名前の付け方
① 覚えやすさを最優先に
難読な漢字や長すぎるローマ字は避けましょう。初見が一度聞いてすぐ打てる名前が理想です。
3〜5音程度で口に出しやすい
読みやすく、誤変換が少ない
他人と被りにくい
② キャラクター設定とリンクさせる
「宇宙探検キャラ」なら星や宇宙を連想させる言葉、「喫茶店キャラ」なら飲み物や食べ物をモチーフにするなど、世界観を反映すると記憶に残ります。
関連記事:「キャラクター設定を作る手順(世界観の骨組み)」
③ 響きのリズムを意識
「二音+二音」「三音+一音」など、リズムの良い名前は耳に残ります。例:ミク、ルナ、ソラ、カナデ、など。
ナビィの小話
ある配信者さんは、最初「長い横文字」を使っていましたが、リスナーが略称を勝手に作り始めました。結局その略称が定着し、名前を変更することに。最初から「呼びやすい名前」を意識していれば混乱は防げたでしょう。
タグの役割と種類
① 検索と拡散の旗印
タグは、SNSや配信プラットフォームで活動を見つけてもらうための旗です。共通のタグを持つことで、ファンが交流しやすくなります。
② 代表的なタグの種類
総合タグ:活動全般に関する投稿(例:#ナビィ航海日誌)
配信タグ:配信告知やアーカイブ用(例:#ナビィ生放送)
ファンアートタグ:ファンイラストを集める場所(例:#ナビィアート)
エゴサタグ:本人が感想を探すための専用(例:#ナビィ感想)
ファンネームタグ:コミュニティを表す合言葉(例:#航海士たち)
③ ルールを明確に
「ファンアートは商用利用する場合がある」「エゴサ用タグは感想限定」など、使い方を明記するとトラブルを防げます。
覚えられるタグを作るコツ
① シンプルで短い
タグは長いと使われにくいです。5〜8文字程度で打ちやすいものが好まれます。
② 名前との一体感
名前+一語で作ると覚えやすいです。例:「ナビィ+アート」「ナビィ+航海」など。
③ 語感や響きのよさ
「伸ばし棒」「小文字」「濁音」などを入れると個性が出やすいです。
ナビィの小話
ある方は「総合タグ」「ファンアートタグ」が似すぎて混乱を招きました。ファンが間違えずに使えるかどうか、最初に友人などにテストしてみるのもおすすめです。
ブランドとしての一貫性
名前とタグは単発ではなく、セットでブランドを形成します。配信サムネ、チャンネルデザイン、SNSのヘッダーなどに統一して載せることで、初見にも「この人だ」と伝わりやすくなります。
関連記事:「ジャンルの選び方(ゲーム/雑談/歌/ASMRなど)」
よくある失敗と回避策
長すぎる名前 → 覚えられず検索されない。→ 短くリズム良く。
他人と被るタグ → ファンアートが混ざって埋もれる。→ 検索して空きを確認。
タグ乱立 → ファンがどれを使えばいいか混乱。→ 代表タグを3〜4つに絞る。
ルールなし → 無関係な投稿が増える。→ 最初に説明を固定ツイートに明記。
自分に問いかけてみよう
名前は短く、呼びやすいか?
タグは用途ごとに整理できているか?
ブランドとして統一感があるか?
これに答えられると、初見に強く印象づけるブランド設計ができます。
終わりに
名前とタグは、あなたの活動を世界に示す看板であり旗です。
「覚えやすさ」「世界観との一体感」「ブランドとしての統一感」——この三点を押さえておけば、ファンも自然とその旗を掲げてくれるでしょう。
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