はじめに
こんにちは、水先ナビィです。
「配信を始めたけれど、なかなか人が来ない」という悩みを抱える人は多いです。配信の内容がどんなに素晴らしくても、まずは クリックしてもらえなければ視聴に至らない のです。
その第一関門を決めるのが「サムネイル」と「タイトル」です。YouTubeでもTwitchでも、視聴者は一覧画面でサムネとタイトルを見て「この配信を見よう」と判断します。つまり、これらは「お店の看板」であり「玄関口」です。
今日は、サムネイルとタイトルをどう工夫すればクリック率(CTR)を上げられるのかを、具体例を交えながら解説していきます。
1. サムネイルの基本原則
1-1. 視認性が最優先
小さな画面でも一目でわかることが大切です。
文字は大きく太く
配色はコントラストを強めに
余白を活かす
スマホで一覧表示したときに、内容が直感的に伝わるかを確認しましょう。
1-2. 顔(キャラ)を中心に
Vtuberの魅力はキャラクターです。サムネイルには必ずモデルの顔を大きく配置するのがおすすめです。
「誰の配信か」がすぐにわかることで、ファンがクリックしやすくなります。
1-3. 色使いの工夫
背景と文字の色は被らせない
活動カラー(自分のテーマカラー)を統一してブランド感を出す
赤・黄色など目立つ色は強調用に使う
2. サムネイル作成の実践ポイント
2-1. 文字は最小限
「伝えたいことを全部書く」のは逆効果。
×「今日は雑談&ゲーム配信をやります!よろしくお願いします!」
○「雑談+ゲーム」
短く、太く、大きく。これが基本です。
同じテイストで比較してみました。
2-2. テンプレートを用意する
毎回ゼロから作るのは大変です。CanvaやPhotoshopでテンプレートを作っておけば、配信直前でも素早くサムネを用意できます。
ベースデザインは統一
タイトル部分だけ差し替え
こうすることで、「このVtuberの配信だ」と一目でわかるブランド感 も生まれます。
2-3. 感情を伝える表情を選ぶ
無表情よりも、笑顔・驚き・真剣な顔など「感情が伝わる表情」の方が目を引きます。内容に合わせてモデルの表情差分を活用しましょう。
3. タイトルの基本原則
3-1. 検索ワードを入れる
YouTubeは検索流入が重要です。
「マリオカート実況」
「ASMR 睡眠用」
「雑談 初配信」
このように、検索されそうな単語を入れると新規視聴者が来やすくなります。
3-2. 情報は「重要な順」に
タイトルは左側が一番目立ちます。
○「【初配信】自己紹介と雑談!」
×「自己紹介と雑談!【初配信】」
強調したい要素(初配信・新作ゲーム・ASMRなど)は冒頭に入れましょう。
3-3. 煽り・フックを入れる
タイトルはただの説明ではなく、興味を引く一文を加えると効果的です。
「クリアするまで終われません!」
「声が出なくなるまで歌います」
「〇〇縛りで挑戦」
こうしたフックはクリック率を大きく左右します。
4. NG例と改善例
NG例1:情報が多すぎる
×「今日は夜9時から配信です!雑談とゲームをやります!新しいPC買ったので設定してみます!」
○「【雑談+ゲーム】新PCで挑戦!」
NG例2:曖昧すぎる
×「遊ぶよ〜」
○「【マイクラ】初めてのエンド探索!」
NG例3:文字化け・特殊記号乱用
特殊な記号や絵文字は検索に引っかかりにくく、クリック率も落ちます。使うなら1つ程度に。
5. 実際の運用テクニック
5-1. 事前に待機枠を立てる
サムネイルとタイトルを設定した「待機枠」を作っておくと、通知が飛びやすくなり、事前に視聴者が集まります。
5-2. 配信後に修正する
配信が終わった後、アーカイブ用にタイトルを調整するのも有効です。
配信前:煽りや盛り上げ重視
配信後:検索ワードや内容説明を追加
これで再生数の伸びが変わります。
5-3. サムネイルを差し替える
サムネイルは後から差し替え可能です。配信中の盛り上がりシーンを切り抜いてサムネにすれば、アーカイブのクリック率が上がります。
6. EvoRevolutionHubに相談できること
サムネやタイトルは「センス」だけではなく、デザインとマーケティングの知識が必要です。
EvoRevoHubでは:
サムネデザインのテンプレート作成支援
タイトルのSEOワード選定
視聴データを元にした効果検証
などのサポートが可能です。個人で工夫するのはもちろんですが、客観的な視点で改善していくことも大切です。
終わりに
サムネイルとタイトルは、Vtuber活動における「玄関口」です。ここで興味を持ってもらえなければ、中身を見てもらうことすらできません。
「大きく・シンプルに・感情を伝える」サムネイル。
「検索ワード+フックを冒頭に」置いたタイトル。
この基本を押さえるだけでも、クリック率は大きく改善します。
最初は試行錯誤の繰り返しになりますが、それもまた成長の一歩です。
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